どうも。すぎやんです。
SEとしてシステムの保守運用もすることがあるため、勉強がてらその手の資格を取ろうと思いITILを取得しました。
ITILファンデーションを取得したのは結構前のことになりますが、これから勉強される方の参考になればと思い記事にしました。
目次【本記事の内容】
今回はファンデーションの話で、かつ、試験に特化した話になります。
※これから受験する場合はv4(バージョン4)になる可能性がありますがITILとしての基本的な考え方や試験内容は変わらないと思います
ITILとは
この記事を見に来ているのでそんなに深くは言いませんがITILについて一応簡単に説明をすると、
ITサービス(顧客に提供するサービスで内外問わない)における運用管理のベストプラクティス(良い事例)を体系化したもので、イギリスの政府機関によって作られたこともあって国際的なスタンダードとなっているようです。
そして、ITIL資格を取得すると、ITILに基づくITサービスマネジメントの技能と知識を保有していることを認定されるようです。
試験実施は研修コース(都内に日本本社が某ITベンダのH〇様が提供)の中に含まれていたため試験の申し込み方法はわかりません。。。
(申し訳ありません。。。)
なお、自分で受ける場合はどうなるか軽く調べたところ、あのプロメトリックが会場になるみたいです。
ファンデーションの試験難易度
ちなみに、ファンデーションは初心者、入門編だから簡単でしょ、と油断していると足元をすくわれます。
半分本当で半分冗談です(笑)
限られた時間で勉強するなかで、試験対象が結構広いため浅く全体を網羅する必要があり、ある程度のコツも必要になります。
海外のベストプラクティスをベースにしているのでPMP(PMBOK)と同様に、自分が行っている日ごろの業務や日本人的な考え方とは反するところもありますので、
そのあたりを気を付ける必要がありますが、試験自体はまだそこまで問われないので大丈夫です。
どのように学習するかですが、
入門なので、ITILとは何ぞや、言葉の意味は正しく理解しているのか、~したいけどどうすればいいのか、ということが問われます。
そのため教科書をある程度暗記していれば合格できるのではと感じました。
試験対策
では、具体的な話になりますが、
・言うまでもなく、各ライフサイクルの意味や目的と全体の流れは覚えること。
・造語単語(英単語の頭文字を取ったもの)を単に覚えるだけでなく、元々がどんな単語や意味だったか暗記する
・様々な管理があるので、目的は何か、どのようなシーンで利用するのか、何がゴール(達成したいこと)なのか、簡単に整理して暗記する
・ITILは改善活動も含まれるので、活動するには実施する順序があるのでそれを覚える
余談ですが、質問としては、正しいものは?正しくないものは?という問いが結構出るため、選択肢すべてをわかっていなくてもある程度は選択できるので頑張って回答すれば、
きっと何点かは点数を稼げますよ(笑)
このことを覚えて学習すれば恐らく40問中30問はポンポン解けると思いますので、
あとは心の余裕を持って正答率を上げることとざっくりと学習したことを思い出せば合格はできると思います。
試験の概要
試験時間:60分
試験方式:四肢択一
問題数:40問・・・平均すると1問1分半!
合格基準:正答率65%以上(26問以上の正解)
時間のペース配分は特に意識しなくても足りなくなることはなかったですが、
1問20~40秒で回答できると精神面でも余裕ができていい結果につながると思います。
※早く回答して早く退席すればいいものではないですし
以上が試験を受けて感じたことです。